ミネラルウォーターの歴史 −ミネラルウォーター世界紀行・1−
1.ミネラルウォーターとは何か?
もし貴方が「ミネラルウォーターって何ですか?」と聞かれたら、どう答えますか?
きっと、「天然のきれいな水」とか、「ミネラルを沢山含んだ栄養のある水」と答えるのではないでしょうか。
残念ながら、どちらも不正解です。日本に限り、「ミネラルウォーター」=「天然水」ではありません。天然水とは、天然そのままの水のことを言います。
なぜなら、日本では必ず何らかの殺菌・除菌が義務づけられているためで、人為的に殺菌・除菌をした水は天然水とは認められないからです。
ちなみにヨーロッパは日本と違って厳格な基準があり、無殺菌で販売することが認められています。
| A)ミネラルウォーター 複数の水を混ぜるか、地下水に人工的にミネラル分を添加し成分を微調整したもの。 |
| B)ナチュラルウォーター 特定の水源から採水された地下水に濾過、沈殿、加熱いずれかの殺菌を施したもの。 |
| C)ナチュラルミネラルウォーター ナチュラルウォーターのなかでも特に、ミネラルが地下で滞留中か移動中に溶け込んだもの。 |
| D)ボルドウォーター 上記3つのカテゴリーに当てはまらないが、食品衛生法に基づく殺菌処理がなされたもの。 |
C)のナチュラルミネラルウォーターが最も天然水に近いと言えます。
それは地下水の中でも自然の状態でミネラルが溶け込んだものに限定しているからです。
すなわち、ヨーロッパ産のナチュラルミネラルウォーターのことなのです。
ヨーロッパでは源泉の安全管理や周辺の環境保護は驚くほど徹底されています。
例えば源泉の周囲5キロ以内は保護区にしていたり、車の乗り入れが禁止されていたりするのです。
無殺菌だから危険なのではなく、無殺菌で販売できるほど安全と言う事になるのです。
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